高速通信サービスを提供する「NURO光」、「フレッツ光」、「auひかり」3社について、エリア比較をしていきたいと思います。

まずカバー率なのですが、

フレッツ光 95%
auひかり 70%
NURO光 関東のみ

※au、フレッツ光は2012年時点

旧電電公社たるNTTのフレッツ光がエリアカバー率ではやはりトップです。一方で、NURO光は関東の1都6県のみとなっています。

ただ実際には、固定回線が入るかどうかは、市区町村および物件単位で異なってきます
ですから申し込む前に、各社の公式サイトのピンポイント検索であなたの住居が対象になるかどうかチェックすることが大切です。

転勤族などで引っ越しが多い場合には、フレッツ光にしておくのが無難だといえるでしょう。フレッツ光であれば、引っ越し先でもエリア対象内である確率が高く、引っ越し後も同じ契約を継続できるからです。

一方、関東にお住いでNURO光が入る場合には、世界最速インターネットを楽しむチャンスです。料金的にもフレッツ光・auひかりとそこまで変わりませんので、良い選択肢になるでしょう。

以下は、エリアについて詳細です。

NURO光

「NURO光」のサービス提供エリアは、関東地域のみとなります。東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城です。

https://nuro-h.sakura.ne.jp/area/

auひかり

「auひかり」の対応エリアは、北海道、宮城県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、新潟県、石川県、岡山県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県といった県になります。

もちろん、NURO光にしてもauひかりにしても、対応エリアの拡大は検討しており、今後の事業拡大に期待がもたれます。もっとも対応地域が広いのはフレッツ光です。

フレッツ光

東日本で見ていくと、気候の厳しい北海道においても、主要都市の札幌市、函館市、小樽市、室蘭市、富良野市、帯広市、釧路市をはじめとし、洞爺湖町、長万部町、網走市、稚内市、留寿都村、島牧村など北海道全域にわたって利用が可能です。

西日本で見ると、沖縄県での対応エリアですが那覇市、沖縄市をはじめ、中頭郡中城村、島尻郡南風原町、など全域で利用が可能です。利用可能な地域が広いということでは、フレッツ光がもっとも大きな拡大をとげています。

希望する接続業者が、自分の住んでいる地域、あるいは引っ越す先の地域で対応可能かどうかを調べるためには、それぞれ 「NURO光」、「フレッツ光」、「auひかり」の3社では、公式ホームページから事前に確認をすることができます。

たとえばフレッツであれば、まずは住まいのタイプから選ぶようになっています。戸建て住宅を選択すると、お得なプランのなかからファミリータイプが優先して判定結果として出てくるようになっています。

次に、郵便番号か、電話番号、県名のいずれかで検索できるようになっています。郵便番号から検索していくと、番地まで特定できるようになっており、そこから利用できるプランが自動的に出てきます。番地まで特定でき、確実に利用できるプランがわかるので便利です。