ファミリーギガと言う光回線サービスの営業から勧誘の電話がかかってきたけど、契約して大丈夫?
というご質問に回答します。ファミリーギガは下り最大2Gbpsの通信速度を持つ上高速インターネット回線です。
そんなファミリーギガの魅力やデメリット、評判について解説しましたので、ぜひあなたの光回線選びの参考になさってください。
ファミリーギガとは
ファミリーギガは株式会社グランドールが提供する、光回線サービスです。
下り最大2Gbpsの通信速度を持つ高速ブロードバンド回線になっています。
実はこのファミリーギガ、NURO光のOEMサービスとなっています。つまり、NURO光を運営するソニーネットワークコミニケーションズから回線のインフラを借り受けて、サービスを提供しています。
例えて言うなら、LINEモバイルがNTTドコモの持っている回線インフラを借りてサービスを提供しているのに近いです。
ですので、ファミリーギガの回線スペックは、NURO光と全く変わらないと言うことになります。
ファミリーギガの料金プラン
ファミリーギガの料金プランについてまとめました。
月額基本料金 | 4,980円(税別) |
---|---|
基本工事費 | 40,000円 |
→キャンペーン割引により実質無料 | |
契約事務手数料 | 3,000円 |
契約期間 | 3年間 |
契約解除料 | 30000円(税別) |
機器回収代 | 20000円(税別)※解約時に発生 |
キャンペーン | 1. 月額基本料金がご利用開始月無料+ご利用開始翌月から50か月間800円割引 |
2. 最大10,000円キャッシュバック |
ファミリーギガのサービス提供エリア
ファミリーギガのサービス提供エリアはNURO光に準じます。
北海道、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、福岡県、佐賀県
ファミリーギガとNURO光を徹底比較
ファミリーギガは、NURO光のOEMサービスですので、NURO光と回線品質は全く変わりません。ですので、料金面やキャンペーンなど契約条件を比較してみる必要があります。
ファミリーギガ | NURO光 | |
---|---|---|
月額基本料金 | 4,980円(税別) | 4,743円 |
基本工事費 | 40,000円 | |
→キャンペーン割引により実質無料 | 40,000円→キャンペーン割引により実質無料 | |
契約事務手数料 | 3,000円(税別) | |
3,000円(税別) | ||
契約期間 | 3年間 | 2年間 |
契約解除料 | 30,000円(税別) | 9,500円(税別) |
機器回収代 | 20000円(税別)※解約時に発生 | なし |
キャンペーン | 1. 月額基本料金がご利用開始月無料+ご利用開始翌月から50か月間800円割引 | |
2. 最大10,000円キャッシュバック | 45,000円キャッシュバック |
月額料金はファミリーギガよりNURO光の方が少し安くなっています。
大きな違いとして、契約期間がNURO光に対してファミリーギガは3年。ただし、ファミリーギガの場合、契約解除料は3年目以降はかかりません。NURO光は2年後の更新月に無料になりますが、契約を更新するとまた契約解除料がかかる形となります。
ただ、ファミリーギガは契約解除料とは別に機器回収代として20,000円の費用が発生する点に注意が必要です。
キャンペーンはNURO光のキャッシュバック金額の方がかなり大きいですね。
ファミリーギガの評判・利用メリット
ファミリーギガの利用メリットについて解説します。
下り最速2Gbpsの高速インターネット
NURO光の回線スペックは高く、ファミリーギガも同じ品質で利用することができます。
フレッツ光やauひかりより安め
フレッツ光やauひかりは月額料金が5000円前後となっており、若干安く利用できるケースが多いと思います。
フレッツ光等は、回線スピードが下り最大1Gbpsですから、ファミリーギガのコスパが高いと言えるでしょう。
プロバイダもセットになっている
プロバイダは自動的にソネットを利用することになっており、月額料金にコミコミで含まれています。
フレッツ光やauりかりは、回線の月額料金とは別にプロバイダ料金が毎月300円から600円程度かかります。
ファミリーギガの悪い評判・デメリット
ファミリーギガの評判があまり良くない点やデメリットについても解説しておきます。
電話勧誘が激しい
ファミリーギガから電話の勧誘があったと言う口コミをインターネット上でもちらほらと見かけます。
光の回線の多くは強めの勧誘行為を行っている事業者も多いですので、基本的に注意が必要です。
NURO光と比べてキャンペーンや料金面で弱い
ファミリーギガの最大のネックは、NURO光と比べてキャンペンや料金、解約条件の面で不利であることです。
詳しくは上述のNURO光との比較表をご確認ください。
解約の条件が厳しい
ファミリーギガは、解約の条件が光回線の中でもかなり厳しめになっています。特に機器回収代として20,000円請求されることになるのはちょっと辛いかもしれません。
ファミリーギガの解約について
ファミリーギガを解約する場合、契約期間の3年以内の場合は、30,000円の契約解除料と20,000円の機器回収代が発生します。
契約期間の3年を過ぎると、このうち契約解除料はなくなります。
解約するにはファミリーギガのサポートに電話することになります。
8日以内は初期契約解除も可能
契約を交わしてから8日以内の場合は初期契約解除制度を利用して解約することができます。
初期契約解除制度とは、総務省が定めた消費者を保護するための仕組みです。クーリングオフに近い制度です。
詳しくは国民生活センターの資料をご確認ください。
[http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201903_05.pdf](初期契約解除制度)
光回線の契約は慎重に
以上、ファミリーギガについて解説しました。
光回線の営業勧誘行為はよくあることですが、本当にご自身の希望条件に合ったサービスであるかを確認することが大切です。
その場で契約せず、きちんと比較して選んだ方が満足のいく結果になるでしょう。
今回であれば、NURO光に優位性があると言えそうです。尚、NURO光について詳しくは下記のページをご覧ください。