楽天コミュニケーションズ光・タイプSの正体とは?違いはあるの?

今話題の光コラボレーションの人気商品「楽天コミュニケーションズ光」ですが、「楽天コミュニケーションズ光」と「楽天コミュニケーションズ光タイプS」の2種類が存在します。

いったい両者の違いはどこにあるのでしょうか?筆者が調査してみました。

結論:楽天コミュニケーションズ光タイプSと無印に基本的な違いはなし!

名称が長いので、普通の「楽天コミュニケーションズ光」の方を無印と呼ぶことにしますね。

タイプSと聞くと

「タイプMやタイプLもあるのかな…」
「一番サービスの少ないタイプなのかな…」

と不安になっちゃいますよね。でもご安心ください!タイプSも無印も全く同じ商品です!

タイプSの「S」って何?

このSは何もサイズのことを表しているのではありません。実は楽天コミュニケーションズ光のプロバイダは以下の2種類があるということをご存知でしたでしょうか。

  • サンネット(SANNET)
  • 楽天ブロードバンド

このうち、プロバイダがサンネットの方を、頭文字をとって「タイプS」と呼んでいるだけなのです!

サンネットの公式HPを覗いてみましょう。なるほど、タイプS以外のプランは見当たりませんね。

もともとサンネットは三洋電機が1995年に運営を開始した老舗のプロバイダです。2014年に楽天コミュニケーションズ株式会社に業務を譲渡してはいるものの、サンネットという名前は残っています。

そのため、2014年以前からある楽天ブロードバンドと区別をするために、タイプSとつけたんですね。

楽天コミュニケーションズ光・タイプSの概要

確認のため、タイプSの中身を見ておきましょう。まず光コラボレーション商品ですから

これまでは光回線利用料とプロバイダ料金が別々でわかりにくかった月額料金が、ひとつにまとまります。

出典:サンネット

また

現在、NTT東日本・NTT西日本の提供するフレッツ光をご利用の場合、工事なしで、楽天コミュニケーションズ光(タイプS)への転用ができます。

出典:サンネット

このあたりも、楽天ブロードバンドで契約する場合と同じですね。

料金に関しても

  • 集合住宅向け…3,800円/月
  • 一戸建て向け…4,800円/月

は無印と共通です。

Wi-Fi対応ルーター(月額レンタル料:300円/当社から請求)
リモートサポート(月額利用料:500円/当社から請求)

出典:サンネット

といったオプションサービスもまた同様ですし、毎月楽天スーパーポイントが200ポイントずつもらえるのも同じ。

無印とタイプSは同様のものと考えて、問題なさそうですね。

タイプSを選んだほうがいいかもしれない、たった1つの理由

「じゃあ無印でもタイプSでも適当に選んでしまおう」と考えているそこのあなた。

ちょっと待ってください。確かに料金やサービス面で両社は同じなのですが、たった1つだけ違いがあるのです。それは

タイプSであれば、ipv6接続が可能である

ということです。

ipv6接続ができると何が変わる?

ipv6とはInternet Protocol Version 6 の略であり、新しい規格のIPアドレスのことです。現代ではパソコンだけでなく、テレビやプリンター、家庭用ゲーム機など実に多くのものがインターネットにつながっています。

従来のIPアドレスが満杯になってきたため、それに代わる新しいIPアドレス=インターネット上の住所を作ろう、というのがipv6です。これに対応していると、結果的にネットの回線の速度が上がるのです。

楽天ブロードバンドの提供している無印の「楽天コミュニケーションズ光」ではこのipv6接続ができません。また、後からプロバイダのみ変更する、ということもできません。

したがってそれ以外のサイトでの申込が必須となります。

楽天コミュニケーションズ光タイプS・申し込みはどこで?

タイプSを契約するのに、一番確実なのはサンネットの公式HPから申し込みをすることです。ただし、それ以外にも方法はあります。

  • 株式会社Wiz
  • 株式会社アウンカンパニー

この2つの会社は楽天コミュニケーションズ光の正規代理店となっており、プロバイダはサンネットの一択となっています。

それぞれに申込特典としてキャッシュバックキャンペーンやプレゼントなどユニークなキャンペーンを行っているので、自分のお好みの方のHPから申し込みをしましょう。

株式会社Wiz、株式会社アウンカンパニーについては本サイトの別の記事でも詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。

まとめ

「楽天コミュニケーションズ光タイプS」と「楽天コミュニケーションズ光」はプロバイダが異なるだけで、サービス内容や料金はほとんど同じです。

ただし、次世代の新技術である「ipv6」に接続できるのは、サンネットの運営するタイプS のみです。

タイプSが契約できるサンネット公式HPか楽天コミュニケーションズ光の正規代理店のサイトから申込を行うようにしましょう。