NURO光 のスピードは早く料金は安く、無線LANが標準装備、セキュリティも無料といい事ずくめのように思います。しかし転勤や引っ越しなどで関東地区の1都6県のサービス提供エリアから移転する場合には、NURO光を脱会せざるを得なくなる場合があります。そのような場合にはNURO光を解約をすることになりますが、違約金や残債が発生する場合がありますので、移転の可能性のある人はあらかじめ考慮しておきたいところです。
（1）回線工事費の残債
他の回線提供業者も同じですが、NURO 光では実質工事費が無料というキャンペーンを行っています。これは工事費代金を毎月分割して月額利用料金に上乗せをし、30ヶ月で支払う仕組みになっています。但しキャンペーンを行うことで、実際には工事費が取られることはありません。しかし途中で解約する場合には、残りの工事費（工事費の残債月数×1,333円）を一括請求されることになります。
（2）違約金の発生
NURO光 G2コースで契約している場合には違約金が取られませんが、NURO光 G2 Vコースは2年縛りとなっています。従って更新月に解約できれば違約金の発生はありませんが、それ以外では9,500円（税抜）の違約金が掛かることになります。従って回線工事の残債を払いたくない、また違約金も取られたくないという場合には工事費の支払満了期間を過ぎ、次の更新月の契約満了期間である4年を過ぎた翌月に解約解除をする必要があります。
（3）回線撤去工事
NURO 光では解約した場合には回線の撤去工事はありません。従って撤去工事をして貰う場合には10,000円の工事費が必要になってきます。
（4）レンタル機器の返却
ONU（回線終端装置）やテレフォニーアダプターについてはSo-netからのレンタルとなっており返却しなければなりません。回収には利用者が立ち会う必要があります。
（5）NURO 光 でんわの継続利用
元々 NTT で発番された電話番号については、ナンバーポータビリティにより同じ番号を続けて使用できます。しかしNURO 光 でんわで新しく発番した場合の電話番号につきましては続けて使用することはできません。NURO 光回線の解約と同時にNURO光でんわの電話番号は廃止となります。
またソフトバンクテレコム交換機などについても解約することで工事費がかかってきます。なお解約手続きをしてから90日以上を経過してナンバーポータビリティの手続きが終了しない場合には電話番号が廃止となりますので、早めに手続をしておくことが大事です。
解約金を含めてのキャッシュバックと考える
なにごともなく、契約期間満了までNURO光を利用することに越したことはありません。しかしやむを得ず中途解約をおこなう場合、多少の解約金が発生します。
しかし、NURO光を契約するにあたっては、キャッシュバックキャンペーンを利用することで3万円の現金をもらうことができます。
https://nuro-h.sakura.ne.jp/campaign-otoku/
解約金や工事費残債を支払っても余りあるキャッシュバック金額になっていますので、利用しない手はありません。
